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琴伝流
- 08/4/18(金) 11:10 -
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「琴伝流大正琴第23回全国大会」2日目の4月13日(日)、静岡市のグランシップの大ホールには、早朝より全国から琴伝流大正琴愛好者がバスを何台も連ねて続々と来場し、大正琴一斉演奏のギネス記録挑戦しました。
日本で行われるギネス記録挑戦は、実施後に書類申請を行い後日認定していただく形式が大半を占める中、今回は公式認定員をイギリスからお招きしての挑戦ということもあり、会場には独特の緊張感がありましたが、全体で合わせるのはもちろん当日が初めてにもかかわらず、関係者の心配をよそに一回目のリハーサルで見事な大正琴アンサンブルとなり、指揮をお願いした地元常葉学園の松本進先生も驚かれたようです。
開始予定時刻の11時15分になると、遥々ロンドンからお越しいただいたギネス公式認定員の石川佳織さん、立会人の小嶋善吉静岡市長、金子敦子名古屋芸術大学教授、鶴見和義中部日本放送専務取締役に続き、主催者の北林豊琴伝流会長、北林篤琴伝流副会長が入場し本番が始まりました。
この日のために制作した「世界一大きな大正琴」も演奏に加わり、「琴伝流春のメドレー(茶摘・さくらさくら・春の小川・富士山)」を6分12秒間演奏し、演奏時間のギネス基準はクリアできました。
続いて人数の集計が始まり、ブロック別に読み上げる人数に各ブロックからは拍手が沸き起こり期待が膨らみます。
全てのブロックの発表が終わり、最終の「総演奏者数は2,864名でした。」の声に会場は割れんばかりの拍手に包まれました。石川認定員からギネス記録認定証を琴伝流会長が受け取ると、全員で万歳三唱をして喜びを分かち合うことができました。
演奏後には記者会見も開かれ、この模様がNHK総合の「ニュース7」や民放の全国版ニュースで何度も放送されました。
今回の2,864名という記録は、会場で演奏した方だけでなく、快く送り出してくれた家族の方、所用で参加できず私の分まで頑張ってと言ってくれたグループの方、遠方で全国大会に参加できない方、そしてご協力いただいたスタッフの方、こうした琴伝流に縁のあった全ての方の記録です。
琴伝流ではこれからも大正琴で人の心を一つに紡ぐことができるよう、前を見て笑顔で一歩一歩進んで行きます。
琴伝流の仲間の皆様の温かい心に感銘し、小さな楽器大正琴の持つ大きな力を実感した出来事でした。
【ギネス2,864名の大合奏.jpg : 141.2KB】
【ギネス万歳・記者会見.jpg : 131.0KB】
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